千年和鐘

せんねんわしょう

  • モニュメント

山形市は、21世紀をむかえるにあたり、山形の過去の歴史や自然への敬意と感謝を表し、市民の平和への願いを新たな千年紀に伝えるため、西暦2000年12月に山形鋳物で千年和鐘がつくられた。
1100年の歴史をもつ山寺のともし火(不滅の法灯)と蔵王頂上の太陽の火とを市民の手で運び、あわせて一つの火種とし、高さ約1.7m、直径約0.9m、重さ約1トン、すべて山形鋳物発祥時代の形態、文様を忠実に再現された。世界最高の技術である惣型技法(焼き型技法;一品作の茶釜製法と同様)と、わずか1mmの肉厚で生命力ある表現を可能とする笹べら技法を用いている。
現在は、平和のシンボルとして、市民の平和への祈りを乗せて、これからも澄んだ音色を響かせる。

場所 山形市旅篭町2-3-25 山形市役所内

【更新日】2025-06-16

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